スタッフBLOG

2015.01.16更新

こんにちは。
今回も、前回の記事に引き続き、糖質制限の是非について。
前回同様、『日本人の糖尿病の食事療法に関する日本糖尿病学会の提言』を読み解いていきます。
本日は、この提言のメインテーマである、
3. 糖尿病治療における炭水化物制限の意義と課題 から
2型の糖尿病の治療では、体重の適正化が重要です。食事療法としては、脂質を制限すべきか炭水化物を制限すべきか、の欧米における長い議論explosionについて書かれています。
ここでは、炭水化物制限に関する、様々な研究結果が記されていて、
・炭水化物制限は長期的な効果に乏しいこと
・脂質異常を認めることがある
・症例数が少ない
・脱落率が多い
・炭水化物を制限することによって起きる、タンパク質あるいは脂質摂取増加の影響が調整されていない
・高血糖やインスリン抵抗性の改善を認める研究もあるが、エビデンスの問題もある
・HbA1cの変化は一定ではない
・心血管疾患のリスクは下がらず、総死亡率が増加した
・長期的な効果と安全性についてのエビデンスはない
このように、短期的な効果を支持する論文はあるものの、エビデンスに乏しいとする研究がいくつか挙げられておりますen

確かにこうしてみると問題点はありますよねsuu

脱落率が多いというのも、要は続けられないnamidaってことですよね。

続けられないダイエットは、リバウンドにもなりますし。

くまさん

↑あーもう無理。パスタ食べたい。お寿司も食べたい。ケーキも食べたい。


そして、4.糖尿病における食事療法の在り方と課題 として、提言がまとめられております。
ここでは、総エネルギー摂取量を制限せずに、炭水化物のみを極端に制限することは現時点では認められないこと、欧米は、日本人と肥満度も異なるので日本人を対象としたエビデンスは十分ではない、といったことが書かれています。

ただ、この提言は糖尿病の食事療法に関するものなので、健康な人の糖質制限に関する提言ではありません。

ただ、何度も出てくるように、炭水化物制限は、長期的な効果・安全性に関するエビデンスが乏しい、ということが重要なのだと思います。
一般の方の食事療法においても、過度な糖質制限は、エビデンスに乏しいとも言えますよね。
食事はバランスが大切。現段階では、急激な血糖上昇を抑える、糖質の過剰摂取を控えるくらいがベターかもしれませんね。
また、運動でインスリン感受性を高めることも大切です(今年の私の課題ですが)。
急激な血糖上昇の抑制に、当院ではメディカルフードのパワベジをおすすめしています。

昨日の吉川先生のブログにも一押し(一推し?)されてましたね。

栄養医学にも力を入れておりますので、是非ご相談くださいね。

投稿者: 赤坂AAクリニック

2015.01.14更新

こんにちは。
最近は、私の記事が、コスメ関連に偏ってしまいましたが、アンチエイジングには外側からのケアだけではなく、内側からのケアglitterも大切。
今日は糖質制限の是非についてお話します。
大ブームですね、糖質制限。
その名のとおり、炭水化物を制限する食事方法です。

ハーイ

↑僕たちもやってるよー(なんてね)

糖質制限は、専門家のあいだでも、肯定派と否定派の両者がいますし、それぞれ理論があるので、決定的なコンセンサスpencil1は出ていないといったところでしょう。
では、日本糖尿病学会strawberryはどう考えているかというと、

実は糖質制限を強くは勧めていません。意外ですよねぇ。abonabonabon
2013年3月に、日本糖尿病学会が『日本人の糖尿病の食事療法に関する日本糖尿病学会の提言』light bulbを発表しました。
この発表をうけて、マスコミなどから“日本糖尿病学会から糖質制限食について勧められないとする提言を出した”と、報道が出ました。
実際、この提言はどういうものだったか読んでみましょう!
提言はコチラにのっています。長い…hunhunhunですよね。

パン

 ↑んもー長いよー

 なので、ちょっと噛み砕いて読み解いていきますねehe

まず、(はじめに)の部分には、
最近、炭水化物の摂取量に関心が高まっていますが、各栄養素は包括的に評価すべきで、個々の栄養素に限定して論じるべきではないです。
といった内容が書いてあります。
つまり、糖質制限が注目されてますが、糖質だけを限定するというのではなく、脂質・タンパク質なども含めて総合的なバランスflower2が大切なのですよ、ということ。

1. 我が国の一般人口における栄養素摂取量の現況 には
経済成長に伴い、食習慣が変わり、日本人の肥満や糖尿病が増加。
主な食習慣の変化としては脂質摂取量の増加が挙げられる、といった内容が書いてあります。
つまり、日本人に肥満や糖尿病が増えたのは、脂質摂取の増加が主要な原因でしょうね、ということ。


2. 糖尿病における栄養摂取指針に関する現況 には、
インスリンの作用は糖代謝のみならず、脂質・タンパク質代謝などとも関連していて、血糖だけでなく栄養素のバランスが大切、といった内容が書いてあります。
炭水化物を限定して考えるのではなく、その他の栄養素も含めてバランスも考えましょうということですね。そして、実際、どういったバランスが良いのかが書いてあります。
長文になってしまったeheので、詳しい続きはまた次回に回します。
色々な意見のある、糖質制限。
たしかに糖化は老化につながりますが、炭水化物を制限しすぎると、タンパク質や脂質の割合が増加してしまい、それはそれで問題になってしまう…un
何事も、ほどほどが重要。
極端な糖質制限をしなくても、炭水化物をとる時に、急激な血糖値の上昇を抑えるだけでもAGE(詳しくはNS古栃さんのブログで)の産生を抑制することができますよ。
急激な血糖上昇抑制には、桑の葉が効きます。桑の葉含有のパワベジについてはNS見邉さんのブログに詳しく書いてあります。
ここ数年、スムージーが大ブームですね。フルーツのスムージーは本当に美味しいですね。
果物を入れすぎると、血糖値も上がりやすくなりますので、スムージーの中にパワベジをいれるのも良いかと思います!
パワベジにご興味のある方は是非ご相談くださいね。

 

投稿者: 赤坂AAクリニック

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